さて、「貴方の生産性を上げる方法」についてキリッと考えるトピックの続きです。
〜前回までのおさらい〜
・「生産」とは財貨を生み出すこと
・財貨の価値は市場経済が決定する
・タンポポを添えるスピードがたとえ通常の3倍になっても
生産性は向上しないかもしれない
〜おさらい終わり〜
では、タンポポを添えるスピードが通常の3倍に増えてもガンダムに負ける
その理由とはなんでしょうか?
たとえば国民の大半が遊んでいても国民総生産(GNP)の高い国があります。
アラブの産油国などは原油採掘場だけ動かしていれば
あとは儲かったお金でセンシン国が作った高級車を砂漠で乗り放題の
大金持ちばかりです。
宗教上、嫁を4人も5人ももらいます。
ビンラディンなんか嫁がウン十人いて子供が100人以上いるそうです。
生産性タケェ!(ある意味
こういった国家はなにかを作っているわけではないですが
「生産性」は高いわけです。
なぜなら、「生産性」は市場経済が決定するからです。
そして市場経済は現在産油に高い価値を置いています。
産油国の国民が1日寝てる間にガソリンをたったの100リッター売れば、
必死こいて添えたタンポポ一日分の「生産性」に勝利します。
大抵のフリーターの一日の「生産性」はガソリン100リッターに大敗します。
1日6000円とかですよ。普通に。
生産性低ッ!!!!!1
これはもう
シャア専用ザクの通常の3倍って
しっぽ巻いて逃げるしか意味なくね?
と同じことです。
「生産性」とはそれほど相対的なものですよ。
そう上がるものではありません。
むしろガムシャラに働けば供給率が上がって相対的な価値が下がり、
市場価格が下がってしまう危険もあるわけです。
なので、戦後の高度経済成長がバブルによって止まり低成長を続けているのは
日本人が必死に働いたからだ、今の若い奴等は平和教育で
怠けているやつらばっかりだから低成長なんだ
というよりも、
メイドインジャパンの市場価値が戦後のゼロに近いところから次第に上がっていき、
現在上どまりしているからです。
機械化や情報化などでタンポポのスピードは上がったかもしれませんが
これ以上、タンポポのスピードが上がっても市場価値が上がるというわけでは
ないわけです。
にもかかわらず、タンポポの安さとスピードにこだわっている経済を続けても
若者中心の掲示板あたりで重労働と低所得が騒がれるだけです。
「生産量」が増えても「生産性」が高まっていない証です。
市場価値の低い仕事を生産しているからです。
昔はタンポポに価値があったかもしれませんが、
今はタンポポを乗せる仕事を違う国の人間がより安くやっています。
日本のタンポポ人員はもっと違うことをしないと駄目です。
つまり、一人当たりの生産性をあげるにはしょうもない仕事を減らして
市場価値の高い仕事を設けるに尽きます。
これは個人でも同じことです。
より市場価値の高い仕事をする機会を増やすのが、経済的な自立の近道です。
たとえば
某新書「
食い逃げされてもバイトは雇うな」
なんかでジョニーさんのような適当ではない
よりリアルな数字で説明されているので読んでみるのもどうですか。
まー目先の市場価値ばかり追うのもどうか、という場合もありますが。
大体にして「ブログを書く」という行為がもう
市場価値ゼロなんですよね。
(アフィリエイトが儲かるなんて誰が言った…広告代理店ですが何か?
市場価値ゼロの活動についてはまた気が向いたらいろいろと書きたい気がします。
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今日の生産性その2
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良心市:けしからん、料金払わず 47〜86歳男女16人検挙
食い逃げされたから警官を雇ってみますた。
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梅田望夫氏が言うように、好きなことを貫いて仕事にしていくためにはどのようにすればよいのか
「好きなことを貫く」はまたちょっと違う方向性ですけどね。
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子供が描いた絵のようなホンモノの椅子
掲示板上ではさんざんな評価みたいですが、結構すごい。
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Boyfriend pillow for Japan singles
日本人独身女性のボーイフレンド枕
なぜか手がついてます。
おまけ
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ハリーポッターテーマパーク(動画)